ヒーター使用時の注意点と電気代の計算法

今回は、ヒーターを安全に使用するためには、どんな事に気をつけたらいいのか?
ヒーターを使用した時の電気代はいくらかかるのか?
と言う事について書きたいと思います(*^^*)

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ヒーターを使用する際の注意点 は?

ヒーターの事故は、かなり多くの人が一度は経験していると思います。
朝起きたら、仕事から帰ってきたら、ヒーターが壊れていて飼っていた熱帯魚が全滅・・・
そんな、恐ろしい話もよく聞きます。
他にも、間違った使い方をすると、火傷や火事になる危険もあります。
そこで、そんな事故を少しでも無くせれるように、ヒーター使用時の注意点を書きます。
  1. ヒーターの寿命は1年~2年です。故障による温度低下の事故を防ぐためにも1年に1回、ヒーターの交換をする事をお勧めします。
  2. ひとつの水槽に対して、2本のヒーターを使用すると、ひとつのヒーターが故障しても、もう片方が作動していれば、急激な水温低下を防ぐ事ができます。
  3. 水中で使用するタイプのヒーターは、水の外で使用すると故障や火災の原因になります。必ず水中で使用してください。
  4. 作動中のヒーターは高温になっている可能性があるので、さわると火傷のおそれがあります。ヒーターをさわる際は、必ず電源を切りしばらくしてからさわってください。
  5. 魚の種類によっては、ヒーターによる火傷や、ヒーターを破損させてしまう事があります。このような事故を防ぐために、ヒーターには市販のヒーターカバーなどを使用することをお勧めします。
  6. ヒーターは縦に設置すると、水替えの際にヒーターの上半分が水中から出てしまい、故障や火災の恐れがあるので、必ず横にして使用して下さい。また、縦にしていると(特にオートヒーター)全体が温まる前に下から上に上がってくる水温をセンサーが感知して、オフになってしまい水槽全体が温まらない可能性があります。
  7. ヒーターが、正常に水温を保ってくれるためには周辺温度が10℃以上の環境が必要と言われています。北海道や東北などの寒冷地域の場合、2~3倍のワット数のヒーターを使用した方が安全です。逆に、沖縄などでは、ほとんどヒーターは使用せずに飼育できます。
  8. ヒーターがプラスチック製の水槽(産卵箱など)やアクリル水槽などと直接接触すると水槽の表面が溶けたりすることがあります。必ず水槽面に触らないよう設置するかヒーターカバーをしてください。
上記の注意点を守って安全に使用してください。

もしヒーターが止まってしまったら

長時間の停電や、ヒーターの故障でヒーターが止まってしまった場合は、お湯を丈夫なビニール袋(魚を購入した際に使用するパッキン袋など)に入れたり、加温しても使えるアイスノンを使用して温度を上げます。
この時の注意点としては、水温計を常にチェックして水温が上昇しすぎないようにして下さい。
また、部屋自体を温めて水温を維持する方法もあります。

ヒーターを使用すると、どれくらいの電気料金がかかるの??

ヒーターを使用すると、気になるのが電気代ですよね??
そんな気になるヒーターの電気代は、以下のような計算式で1日のおおよその料金が計算できます。

ワット数÷1000×1日のヒーター稼働時間×基本電気料金

〔例〕60cm水槽で200Wのヒーターが基本電気料金20円の地域で10時間稼動していた場合。

200W÷1000×10時間×20円=40円

※20円という基本電気料金は解りやすくした例えの料金です。基本料金は、各地域によって異なります。電気会社のHPを参考にして下さい。 気になる方は、計算してみてください。


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