魚に詳しくない人も、クマノミって名前は知っていますよね?
水槽に、クマノミが泳いでいるだけで華やかになります(^-^)
水族館でも、クマノミの周りには、人が集まっているイメージがあります。
今回は、そんなクマノミのお話です。
お客さんから「クマノミはどうしてクマノミって名前なの?」と言う質問がありました。
確かに、クマノミは知っていても、名前の由来まで知っている人は少ないですね(^▽^;)
クマノミの名前の由来は?
クマノミを見てください。何かに似ていると思いませんか?
ヒントは、日本に昔からある伝統的なものです。
解りましたか?
答えは、これです!
歌舞伎役者の化粧、隈取りです!
クマノミの白い帯が、隈取りの模様に似ていますよね。
そして、江戸時代に小さい魚の事を実と言っていたことから、隈取り模様の小さな魚と言うことで、隈の実(クマノミ)と呼ばれるようになったと言われています。
※諸説あります。
海外での名前の由来は?
英語の名前の由来は、とてもシンプルです。英語でクマノミはアネモネフィッシュと呼ばれています。
クマノミはイソギンチャクと共生してることは有名ですよね。
詳しくは、共生!クマノミとイソギンチャクそれぞれのメリットは?? こちらに書いてあります。
イソギンチャクは英語で、シーアネモネ(SEA ANEMONE)と呼ばれています。
つまり、イソギンチャクと一緒にいる魚と言うことで、アネモネフィッシュと呼ばれています。
シンプルで、解りやすい呼び方ですよね!
先ほど、クマノミは隈取り模様に似ていると書きましたが、海外でも見た目で名前がついているクマノミの仲間がいます。
ニモはカクレクマノミじゃない!!って知ってましたか? こちらでも書きましたが
ニモは、イースタンクラウンアネモネフィッシュと言うクマノミです。
このクラウンと言うのが、英語ではピエロと言う意味です。
日本では、隈取り模様に見えますが、海外ではピエロに見えるようですね!
国によって、見え方が違っていて面白いですよね♪