サーモスタット
オートヒーターではない普通のヒーターをただコンセントにさすだけでは、温度がどんどん上がってしまいます。写真の様な綺麗で暖かそうな水温で、魚を飼ってあげたいですよね!!
そこで、熱帯魚に快適な温度を、一定に保つためにヒーターにサーモスタットを接続して、水温を管理します。
オートヒーターと違い、水温の設定を自由に変えられるので、高水温を好む熱帯魚(ディカスなど)や白点病などの病気の治療時に水温を高めに設定したい場合には便利です。
サーモスタットには、ヒーターと別売りの物と、ヒーターと一体型の物があります。
別売りのメリット・デメリット
- サーモスタットだけでは使用できないので、ヒーターを別に購入しないといけません。
- サーモスタットには制限ワット数があるので、ヒーターをセットする際、ヒーターのワット数を確認しないといけません。
- ヒーターが故障した際は、ヒーターだけを交換したら大丈夫です。
一体型のメリット・デメリット
- 別売りの物より、比較的安価で購入できます。
- ヒーターと一体型になっているので、サーモスタットの制限ワット数を気にする必要がありません。
- ヒーターが故障した場合、全てを交換する必要があります。
最近は、高機能な電子式サーモスタットが一般的です。
昔は、バイメタル式のものもありましたが、今は全く見なくなりました。
サーモスタット使用時の注意点
- サーモスタットの温度センサーとヒーターは必ず水槽の離れた場所に設置して下さい。センサーとヒーターを近くに設置していると、水槽全体の水温が上がる前に、センサーが温度を感知して、オフになってしまい水槽全体が温まらない可能性があります。
- サーモスタットにはそれぞれワット数に制限があります。記載されている制限ワット数以上のヒーターを接続すると、故障、火災の危険があります。必ず、記載されているワット数内のヒーターをご使用ください。